龍登院本堂 岩手大船渡から
このブログで何度か書いてきた龍登院の本堂の建替工事
現在使う材木の乾燥中で現場はまだ解体工事も始まらないのですが
これからの工程のことなどで岐阜県加子母から工事責任者の方達が打合せにこられました。
いや〜、それにしても暑い!
午前中だというのに車の車外温度計はこのとおり
見事な夏模様です。
本堂は夏空の下、静寂の中。
こうして本堂を前にすると、
来年の春には解体されてしまうのが信じられないほど
凛として建っています。
打合せの方は順調に進み、
これからの工程など説明をもらいました。
その中で
以前材木検査の時見れなかった小屋裏に使われる松材の話が。
実は今回使いたい松材は岩手の松使う予定だったのですが
3月の震災でどうなることか心配されていたところです。
ところが不幸中の幸い、
木材を発注していた製材所が去年から工場を山手の方へ移転しており
無事被害は免れたということで
6月に入って施工者
<中島工務店>のほうで引き取ってきたとのこと。
そしてこれらの松材は大型トラックで岐阜加子母の加工工場に運ばれ、
夏から冬の間自然乾燥されてから加工に入ります。
これでほとんどの材木類は手配ができたということで
胸を撫で下ろすことができたのですが
この松材、岩手の大船渡から運ばれたと思うと
なんか神妙な気持ちと背筋がピンと伸びる気がするのは私だけではないと思います。
本当に暑い日です。
でも本堂は気持ちのいい風が通り抜けます。
とても静かな時間が通り抜けていきます。
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ちょっとご紹介。
私たち龍登院の工事の現場責任者を務めてくださる栗原氏、
こんな
素敵な方です。
若いのに大きな工事をこなし、その実力はすごいと感じます。
そして仕事だけでなく趣味もしっかりお持ちです。
やっぱり趣味をしっかり持てる方は
仕事もしっかりできるということですね。
ん?
私は趣味が先攻してばかりですが。。。。。。(笑)
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