<RiB設計工房> その3 木造のこと
木造の建物の話です。
木造の家と言うとどんな家を思い浮かべますか。
戦後、住宅産業が生まれ
公団住宅という鉄筋コンクリートのアパートがどんどん建てられ
三種の神器と呼ばれる冷蔵庫に洗濯機、テレビが普及して
都会へ出て来て働いて
結婚して子供が生まれて一軒家の家が欲しくなって
なんか古い話書いてますね。
一軒家の家が欲しいという気持ちはどんどん大きくなって
そして住宅会社がたくさん出来て
念願のわが家を建ててくれます。
さてここで本題木造のことです。
以前からそしてこれからも建てられる家のほとんどは木造だと思います。
でもその木造と呼ばれる家はただ単に土台や柱や梁に木を使っているだけで
鉄骨やコンクリートでもいい訳なんです。
ただ木材が鉄やコンクリートより安くて作りやすいからから木を使う
木を使っているから木造だという話になるのですね。
さてじゃあそれで何が悪いの。って言われると別に悪い訳ではありません。
でもせっかく木を使うんだから
もっと木のいいところをうまく使えばいいのにと思うのです。
日本は昔から木の家を建てて来ました。
そしてとても上手に木を使って来ました。
でも急激な社会の発展とともにたくさんの新建材が作られて
そしてあっという間に新建材だらけになり
柱や梁などの木は壁の中に隠されて
家を建てる人がその家の骨組みになる柱や梁のことを
気にしなくてもよくなったのです。
気になるのはキッチンユニットだったり壁クロスの模様だったり。。。
ずいぶん憎たらしいことを書きましたが
木造ということを考えていると・・・・
木の家がいいという話はよく耳にします。
木の家=木造とはちょっと違うのかもしれません。
ということは柱や梁などが木で出来ていれば
やっぱり木造なんですよね。
じゃあ木の家って何よ。ってことを次は書いてみましょう。
関連記事